87歳要介護5に父の抗がん剤治療3クール目の記録です。
抗がん剤治療3クール目
この日は母の定期検診があり、私はそちらに付き添い。
よって父の抗がん剤治療中の面会はありませんでした。
父からは「順調に進んでるよ」とLINEがあり、3回目という事もあり安心して母の付き添いに注視しました。
こういう時、LINEが使える・スマホが操作できるのは本当に助かります。
3クール目翌日
3クール目の抗がん剤治療の翌日は面会に。
私に会うなり父、
「昨日から体に力がみなぎってる感じ。今朝のご飯が待ち遠しかった」
と。うーん、父の強みはこういう所だよなぁと改めて思います。
父のこういう所を見て、血液内科の先生も治療にGOサインを出してくれたんだろうなぁ。
「力がみなぎる」と感じるのは、素人考えだけど「もしかしたら治療の効果で癌細胞が減っている?」なんて期待を持たせてくれるし、食欲があるというのは病気に対抗する力があるという事にも思えるし。
何にせよ、父が体力のある人であって助かります。
ただこの日、順調な父とは関係ないところでちょっとした出来事が勃発。
抗がん剤治療も終わりかけた頃、それまでその日担当してくれた看護師さんが仕事を終え夜勤の看護師さんに交代するのだけどなかなかその看護師さんが顔を見せず。
そうこうしているうちに最後の点滴は終わってしまい、血液が逆流してしまったため父がナースコールをしようとすると、ナースコールの機器が頭の上の方の、手が届かないところに上げたままになっていたのだそう。
困った父は考えた結果、スマホから病院の総合受付に電話。
経緯を説明し、無事に看護師さんが来てくれたらしいのですが…
その際慌てたためか担当看護師さんが管から血液をベッドにこぼしてしまい…
…とまぁ色々あったのだそう。
それを聞いて驚いてしまい、とりあえず一番困るのはナースコールが患者が手の届く所になかった事、それを看護師長(?)に伝えたほうが良いのか、それとも…
もやもや。
もやもや。
もやもや。
考えて考えて考えた結果、一応伝える事に。
でも「あれ?クレーマー認定されちゃった?」という結論…
もちろんクレームを言ったつもりもなく、言葉にも細心の注意を払って言ったつもりだったけど…
言わなかったらもやもや、言ってもやもや。
長くお世話になっているから事を荒げたくなかったけれど、結局はこちらが我慢するしかないのかなぁと感じる出来事でした。
3クール後4日目
変わらず体調良し。
やる気がみなぎっているためか、これからのことをあれこれ考えるようで
「退院したら足の運動をしたいから、足漕ぎのバイクみたいなのを買って欲しい」
とのこと。これだね。
確かに、これいいかも。
何より、父がこれから先の事を全く諦めてない事が嬉しい。
私たちはそんな父を精いっぱい応援したい。
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